小豆島・丸島醤油の飲み比べ——本物の生醤油に出会った旅
カテゴリ: 醤油・調味料
エリア: 香川県小豆島
訪問日: 2026/4/15
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醤油の島、小豆島へ
瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、オリーブだけでなく醤油の産地としても知られている。島内には今も複数の蔵が軒を連ね、江戸時代から続く醤油造りの文化が根付いている。そんな島を訪れた際に立ち寄ったのが、1942年創業の丸島醤油だ。
5種の醤油、飲み比べ
丸島醤油では、小瓶に詰められた5種類の醤油を購入できる。見た目もかわいらしく、お土産にもぴったりだが、中身は本格派揃いだ。
ラインナップはこの5つ。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 木桶再仕込 | 一度仕込んだ醤油を、もろみの代わりに使って再び仕込む贅沢な二段仕込み |
| 木桶醤油 | 伝統の木桶でじっくり熟成させた定番の丸島醤油 |
| だし醤油 | かつおや昆布のうまみを合わせた万能タイプ |
| 生醤油 | 加熱処理なし。醤油本来の香りと風味をそのまま閉じ込めた一本 |
| 小豆島醤油 | 島の風土を活かした、小豆島ならではのスタンダード |
生醤油の衝撃
なかでも最も印象に残ったのが生醤油だ。
スーパーで「生しょうゆ」と書かれた商品を見かけることはあるが、あれとはまったく別物だった。加熱処理(火入れ)をしないことで、醤油のもつ自然な甘みと香りがそのまま残っている。刺身に少しつけるだけで、素材のうまみを邪魔せずに引き立てる。主張しすぎない、けれどたしかにそこにある、という感じの深さがある。
口に含んだ瞬間、「醤油ってこんなに香りがあるものだったのか」と思わず声が出た。
木桶再仕込はマグロと
木桶再仕込は、コクと甘みが強く、赤身のマグロと合わせた。脂の少ないマグロに、醤油の濃厚なうまみがよく絡む。生醤油とは対照的に、どっしりとした存在感がある一本。
料理の引き立て役というより、醤油自体を味わう感覚に近い。
まとめ
小豆島で醤油を買う機会があれば、ぜひ飲み比べセットを試してほしい。特に生醤油は、既製品の「生しょうゆ」とは別物だという認識で臨んでほしい。一口飲めば、その違いはすぐにわかる。
旅の記念にもなるし、帰宅後も食卓を豊かにしてくれる、いい買い物だった。